鎌倉近代美術館で展示中の「立てる像」松木俊介を見てきた。
これで2度目だが、
やはり強烈に訴えてくる。
若者らしい屹立しようとする自我との対峙は、
ぬくぬく日々を送る60代の僕には、
刺激的なうえに元気までくれる。
この絵、好きだな〜。
絵を見た後、
鎌倉鶴が岡八幡宮の広い参道を歩いて
昨年倒れた大銀杏を見に行った。
ネットで覆いがしてあったが、
順調に再生過程にあるようだ。
右がもともと大銀杏の立っていた場所で、
ここにはかっての根っこの部分が残されている。
左は折れた幹を移植したもので、
細い枝が何本も垂直に伸びていた。
史実とは異なるようだが、
源実朝を暗殺しようと
公暁(くぎょう)が身を隠したと言われている大銀杏が
元の姿になるのは一体いつ頃なのだろう。